イギリス赴任日記

〜3年間のイギリス赴任中にしたためた日記〜

1998年1月〜2001年7月


 1998年1月、社会人3年目28歳でイギリスに赴任し、幼少期に米国に住んでいたとはいえ完全に英語を忘れている状況で多民族多言語のヨーロッパにおいて欧州ネットワークの立ち上げに携わる。

 組織は小さいが海外現地法人は、その会社の縮図を見ているようで、その中で会社経営とはどうあるべきか、事業はどうあるべきか、自分はどうあるべきかを考え、悩み、少しずつだが変わって行った自分がいます。

 上達目的でわざわざ英語で書いていた日記であるため最初はうまく自分の言いたい事を表現できず非常に稚拙かつ文法間違いが多い文章ですが、英語文章力の変化も見て取れるためそのまま掲載しました。

 またその当時の考え、思いをそのままお伝えするために固有名詞の削除以外はすべて原文ままで掲載しました。

 会社の人間関係で悩んでいる人、自分の人生の方向性に悩んでいる人など、人生の困難に直面している人にとって『等身大の自分』を見せることを通して力強く生きて行くための何かの助けになれば幸いです。


1998年04月15日 英語力への失望

1998年04月16日 海外現地法人の葛藤

1998年05月06日 所属部門の課題について

1998年09月02日 将来への悩み

1998年09月04日 コントロールしきれない

1998年11月02日 セルフコントロールについて

1998年11月24日 トレーニー制度の課題

1999年02月13日 会社組織の課題

1999年03月11日 自分の事しか考えない

1999年07月14日 成長と自信過剰

1999年11月30日 確固たる自信と人生の方向性

2000年07月09日 組織開発への最初の目覚め

2000年09月11日(前編) 「考え抜くこと」

2000年09月11日(後編) 新しい挑戦へ

2000年09月12日 相手の立場に立つこと

2000年09月19日 『会社経営』と『事業』

2000年09月26日 ヘッドハンターと会う準備

2000年10月02日 ヘッドハンターと会う

2000年10月04日(前編) 学んだことを忘れないために

2000年10月04日(後編) そのために具体的に何をするか

2000年10月20日 ローカル採用社員と会社について話す

2000年10月21日 継続して思う

2000年10月30日 フロリダでの研修

2000年12月24日 31歳の誕生日に改めて考えること

2001年01月01日 21世紀を迎え

2001年01月02日 『リスク』、『自分自身に正直でいること』

2001年01月07日 「自信」について

2001年03月03日 米国行き決定。葛藤する気持ち。

2001年03月11日 海外現地法人で働くことを通して学んだこと

2001年03月25日 送別会。最後にイギリス人の優しさを感じる

2001年03月28日 米国行きに辞退者が。。。

2001年04月29日 米国行きを決断

2001年07月12日 米国出発当日の朝

2001年07月12日 米国へ向かう機内にて


 こうして、また米国での企業研修生という新たな挑戦に向かうわけですが、続きはまたそのうちに掲載したいと思います。


 素の自分をそのまま載せてしまい、恥ずかしい限りですが、表面的に良く見せるために装飾された文章を掲載することでは何も伝わらないという思いがあります。人間は弱く、ずるく、悩む生き物です。その事実を受け止められて初めて何かを得るのだと思います。3年と4ヶ月のイギリス赴任時に記した34の日記から幸せに生きるためのヒントを少しでも得ていただければと思います。