本日5年ぶりに免許の更新に来ています。
数年に一度しか来ないためあまり注意してみていたことはないのですが、今年は地方自治体の活動に興味があったりもしたため待ち時間の間など外から見れる範囲で免許更新作業を観察してみましたが、それがテキパキしており、すごい!
これぞ日本人の勤勉さと高効率の良さを見た気がします。
免許証の更新の流れを更新者視点で見ると主に以下の通りです。
①免許証と更新はがきを受付の方に手渡し、替わりに番号札を受取
②申請書に氏名と年月日を記入および視力検診
③出来上がった申請書に対して更新費用金額分の印紙代と交通安全協会加入料を窓口で支払う
④更新講習の受講
⑤講習受講中に新しい免許の写真撮影
上記を対応されている方の目線で見ると以下のようになります。
・対応者①(女性)
①②⑤を行い、同時に既存免許と更新ハガキのコピーを取得し、対応者②に渡しています
・対応者②(女性)
③を対応。おそらく、申請のチェックなど新しい免許書作成事前作業をやっていると思われる
・対応者③(男性)
④を対応。
対応者③は講習の講師であるため事務作業には携わっていないため事務作業は見えている範囲で実質二人で対応されています。
上記のように一人何役もこなしながら複数の作業をこなしていますが、私が見ている限り対応の流れが滞っているシーンを一度も見ることはありませんでした。
なお、待合室に座席が30脚くらいあるのですがそれが常時すべて埋まっているような混雑ぶりでした。
直接お話しを伺ったわけではないでの正確には分かりませんが、これはきっと忙しい中、更新に来られた人の時間を一分一秒でも短くしてあげたいという思いと、そのために効率的・効果的に作業を行う方法を日々考えた結果なのでしょう。
公の機関の場合は上から目線になりがちのため非効率な対応になりがちだと思いますが、そんな中でこのように更新に来た人の時間を大切に思う「他者への思いやり」やより良くするために努力を続ける「勤勉さ」が日本人のすごさの1つであり、他の国民にはなかなか見られない日本人の強みの源泉ではないだろうか。
2008年4月2日
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