「カンパニー」の意味

〜企業経営の在り方〜

2011年5月20日

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今日のカンブリア宮殿にケニアナッツカンパニーの社長が出演されていた。

現在71歳であるが35歳の頃、ケニアの国民に「飯の種」を提供したいという思いでナッツの会社を立ち上げ、今ではケニアでも有数な食品加工会社に育て上げた。
その会社の社員は皆、笑顔で幸せそうであり、最古参の社員などはその社長の事を父親のようだと評していた。


その社長の言葉で印象に残ったのは、「カンパニーとは、ラテン語でパンを分け合う」という意味で、会社の経営も経営者が支配者のようではダメで、共にパンを分け合う意識で経営をしなければならないということだった。

その社長はそれを実践し、社員のための医療費無料の病院を会社の敷地内にもったり、会社が資金を提供する住宅ローン制度が作ったりしている。


社員のことを家族のように大切にし、思いやっているからこそ、社員が安心し、笑顔で仕事ができる環境とは何かに気づき、儲けとは別次元でその実現を目指している。


自分もそうありたいと強く感じ、とても勇気づけられた話しでした。